Atelier Koti 〜音楽とデザインの記録〜

音楽制作 / デジタルアート / 星読み×IT 🎨「音(音楽)」「光(デザイン)」「風(anemoi)」が集まるアトリエ🌿

【Suno AI作曲 初心者向け】「Replace Section」でイントロやAメロを作り直す

🟢 はじめに

「サビは神がかっているのに、出だしが微妙……😭」

Suno AIで曲作りをしていると、誰もが一度はこんな悲しいケースに遭遇することがあると思います。

せっかく最高のサビが引けたのに、イントロが長すぎたり、雰囲気が合っていなかったりして、泣く泣くボツにした経験はありませんか?

そんな時に役立つ「過去を書き換える機能」がSuno AIにはあります。

今回は、Suno AIのエディター機能「Replace Section」を使って、神サビ以降の「確定した未来」はそのまま残しつつ、気に入らないイントロやAメロだけをピンポイントで錬金(生成し直し)する方法を解説します。

私自身、Key作品「CLANNAD」岡崎 朋也のインスパイア楽曲をSuno AIで作曲したときに「Replace Section」を活用した経験があります。

AI作曲に興味がある方の参考になれば幸いです🙌


🟨 基本的な使い方

🔸「Replace Section」を開く

編集したい曲の「…(その他のアクション)」メニューをクリックし、「Edit(編集)」から「Replace Section」を選択します。

🔸時間を指定する

画面に音声の波形(タイムライン)が表示されます。

作り直したい「イントロ〜Aメロ」の範囲をマウスでドラッグして、白い枠で囲んで選択します。

🔸歌詞の確認

指定した範囲の歌詞が表示されるので、必要に応じて整えます。

🔸再生成(ガチャを回す)

「Generate Replacement(生成)」を押すと、指定した範囲だけの新しいメロディが2パターン生成されます。

🔸合体(適用)

試聴して、後ろの「神サビ」へと綺麗に繋がるテイクが見つかったら「Apply Replacement(適用)」を押します。

これで元の曲と新しく作り直した部分がシームレスに合体します。


🤔 初心者が陥りやすい「3つの罠」と回避のコツ

基本的な使い方は簡単ですが、いざやってみると「あれ?うまくいかない💦」となることが多いのがこの機能です。

失敗しないためのコツと罠の回避方法を解説します。

⚠️ イントロに無理やり歌がねじ込まれる!

イントロだけを作り直したい時、一番やりがちなミスがこれです。

範囲を選択すると、左側の「LYRICS(歌詞)」ボックスにAメロの歌詞まで自動で入ってしまうことがあります。

このまま生成ボタンを押すと、AIが「新しく作る14秒のイントロの中で、この歌詞を全部歌わなきゃ!」と勘違いして、超早口で歌をねじ込んできます💦

✅【回避のコツ】

イントロだけを作りたい時は、歌詞ボックスの中の日本語(歌詞)をすべて削除してください!

ボックスの中身は [Warm Acoustic Guitar Intro] のような指示タグだけが残っている状態にします。

曲全体の歌詞が消えるわけではなく、今回作り直す部分の指示が変わるだけです。

⚠️ 長さの縛りで不自然になる!

編集メニュー(右下の歯車マーク⚙️)の中に「Keep Duration」という項目があります。

※以前は「Make same length as selection」という名前でした。

ここにチェック(☑️)が入っていると、元の秒数に無理やり合わせようとして不自然な曲になりがちです。

✅【回避のコツ】

「Keep Duration」のチェックはクリックして外すのがおすすめです!

長さに縛られず、AIが音楽として一番自然な展開でイントロを再構築してくれます。

Keep Duration

⚠️ 波形のブロックが大きくて分割できない!

タイムラインを見ると、イントロからAメロまでが1つの大きなピンク色のブロックでくっついていることがあります。

「イントロだけを選択したいのに、ブロックが分割(Split)できない!」と焦るかもしれません。

✅【回避のコツ】

実は、ブロックの色や大きさAIが勝手に塗っただけの「見た目」だけの問題です。

Suno AIにとって本当に重要なのは、マウスでドラッグして囲んだ「白い枠線」の範囲だけです。

ブロックがどうなっていようと無視して、直したい部分だけを白い枠で囲めばOKです。

直したい部分だけを白い枠で囲めばOK


🟨 さらに自然に繋げるための小ワザ

🔸繋ぎ目は「少し食い込ませる」

範囲指定をする時、直したい部分ギリギリではなく、あえて次に繋がる歌い出しの1〜2秒を含めて選択してみてください。

AIに「ここからこのメロディに繋ぐんだな」という道筋を与えられるため、ブツッと切れる不自然な繋ぎ目を防ぎやすくなります。

🔸少しずつ錬金する

もし「イントロからBメロまで」の長い尺を直したい場合は、一気に直そうとせず「まずはAメロだけ修正」→「次にBメロを修正」と、少しずつ区切って部分錬金をしていくのがメロディを破綻させないコツです。

🔸「Crop」を使う

もし「今のイントロが間延びしているから、いっそ無い方がカッコいいかも?」と感じる場合は、Editメニュー内の「Crop」機能を使うのも手です。

パッとしないイントロ部分を丸ごと切り落として、いきなりボーカルからスタートさせるドラマチックな構成にすることもできます。


✍️ おわりに

AIは、新しく作った部分と神サビを滑らかに繋げようと頑張ってくれますが、たまに急に声質が変わったりする「カオスな合体」を起こすこともあります。

こればかりはAIの気まぐれなので、何度か生成(リセマラ)して一番自然なテイクを選ぶ根気が必要です!

「Replace Section」は、惜しい曲をあなただけの「神曲」に昇華させる最高の機能です。

ぜひこのテクニックを使って、妥協のない曲作りを楽しんでみてください🎧

AI作曲に興味がある方の参考になれば幸いです🙌


【Suno AI作曲 初心者向け】シリーズまとめ

Suno AIを活用した音楽制作のノウハウをまとめた初心者向けシリーズです。

【こんな記事をまとめています】
🎹 基礎的なプロンプトの書き方とコツ
🎹 「Extend機能」などを使った自然な楽曲展開の作り方
🎹 インスパイア楽曲の制作裏側(試行錯誤の記録)

音楽の専門知識がなくても大丈夫です。 プログラムと対話するようにAIへ指示を出し、あなただけのメロディを奏でるヒントをお届けします。

【プロフィール・作品置き場】

kenichikamoi.com


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